パニック障害体験談(2)
実際に良くなった方のケースを中心に簡単にご紹介します。


・50代女性の場合

仲の良かった母の死後、体調の変化に悩まされ、40代で発症。
買い物でレジに並ぶことにも恐怖を覚えた。
同僚からの「大丈夫ですよ」という短いメールに、助けられたこともあった。
毎日日記に自分の体調や出来事を記録し、冷静に見返していく中で、徐々にパニック障害が軽くなったと実感。
現在は普段の生活に戻っている。

・30代女性

大学を卒業後、有名企業に入社し若くして管理職に抜擢される。
自分の仕事に自信を持ち、充実した日々を過ごしている中で子会社に出向することに。
出向先で経営方針になじめず、現地の上司と対立。
職務中、罵声を浴びるなどプレッシャーによって不眠などの体調不良に。このころパニック障害と診断される。

「自分に協調性がないのでは」と悩み続け、病気療養を理由に休職。
休職中に小説の執筆を始め、それが出版社の目に留まる。

作品を書く中で自身の症状が改善し、現在は文筆家として活動している。
・30代男性

もともとあがり症だったが、仕事が忙しくプレッシャーのかかる中で過呼吸、ふらつきなどを覚えた。
眠れないため心療内科に行くとパニック障害と診断される。
治療に専念するため仕事をやめ、環境を変えた。

症状に改善がみられたので、就職活動を開始したがそれがきっかけで再び症状が悪化。
他人とコミュニケーションすることが怖い、そんな自分にどんな職業があっているのかと不安ばかりが大きくなってしまっていたが、自立支援を受けて改善。

自分にできることを分析し、不安なことをなるべく考えないようにしたところ、以前とは別の業種で再就職する。
・60代女性

50代後半で突発性難聴になり、後遺症として難聴とふらつきが残った。
病気以後、周囲との関係に微妙なずれを感じるようになり、それがストレスとなってパニック障害へ。
ふらつきをカバーするため早足で歩いていると元気がよいように見られてしまい、病気の自分と周囲の目線のずれにつらく感じるようになる。
周囲に自分の病気を打ち明け、自分もどう人から見られているか客観的に分析をした。
徐々に周囲との落差はなくなりつつあると感じている。

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